1066億9500万円の補正予算案等の審議が行われています。
3月に知事選がありましたので、2月議会での当初予算は必要的・義務的経費等を中心とした「骨格予算」でしたが、今議会では、政策的判断を要する経費や事業等の「肉付け予算」となっており、コンビニエンスストアへの防犯ボックス設置のモデル事業への取り組み、待機児童対策としての県独自の上乗せ補助の継続などが計上されています。
また、昨今のいじめや体罰の問題を受け、自民党会派では、県議会としてこれらの撲滅を目指す議会宣言の可決を目指します。
本年1月、自民党会派では、いじめ問題対策プロジェクトチームが発足し、チームでは事務局長を任せていただいております。
これまで、京都府や滋賀県、中学生の自殺があった大津市の視察、県教育委員会が提供するピアサポートプログラム(人間関係作り実践プログラム)の授業視察などを行い、我が千葉県の対策のあり方や課題を調査・研究しています。
先日の国のいじめ対策防止法の成立により、各自治体の動きは加速すると思われます。
千葉県も遅れをとらないように努めていきたいです。
体罰問題では、昨年県内の高校で発生した事案で、被害生徒が適応障害となってしまい民事裁判が起こされています。
私は、その背景や今後の予防策のヒントを把握したいと考え、既に起訴されて判決が確定した刑事事件の記録を調査してきます。
この点、刑事訴訟法により、原則として刑事事件の確定記録は誰でも閲覧できるとされています。
文教常任委員会での質問準備も終盤に入ってきました。
コメントをお書きください