18日(水)から3日間、臨時議会が開催されました。
私は、常任委員会は文教常任委員会に所属し、
また、特別委員会として議会運営委員会にも所属させていただくことになりました。
定例会と異なり、今回の臨時議会は進行が早かったそうですが、
実際の議会の流れを肌で実感することができました。
議論の中心は震災復旧・復興のための補正予算でした。
国の基準では補償の対象から外れてしまう液状化被害を受けた人への救済措置など、千葉県が震災問題に積極的に取り組んでいる姿勢が伺えます。
代表質問では、行政執行部に対し、放射能測定の実施強化を求める声がありました。学校や幼稚園等における放射能測定の実施につきましては、私も多くの方々からご要望をいただいてます。
県では、旭市でも定点観測を実施し、持ち運び可能な測定器の導入を検討するなど、市町村と連携して県内の測定実施強化に努めていくとのことです。
県実施の放射能測定につきましては、市原での大気中の定点観測、県内10カ所の農地の土壌測定、内房・外房4カ所の海水測定などがあります。
また、千葉大学等の各機関が実施しているものもあります。
私は、適切な測定基準を確立させ、学校等を含め測定実施箇所を増やしていくことが必要であると考えますが、同時に、関係各所が実施している測定結果の情報を一元化したうえで、単にホームページに記載するのだけではなく、学校などで積極的にペーパー配布を行うなど、積極的に情報発信を行っていくことが、県民の皆様の不安感を除去していくうえで重要であると考えております。
この点につきましては、文教常任委員会の質疑で取り上げさせていただき、特に学校現場での検討を市町村と連携してもらうように要望しました。
臨時議会ということで時間制約が相当あったようですが、放射能問題は、森田知事が掲げる「輝け!ちば元気プラン」の中の「安全で安心して暮らせる社会づくり」に大きく関わるものでもあります。
千葉県が他自治体を率先・リードする体制となるよう、引き続き尽力して参りたいと思っております。
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